NASAより宇宙に近い町工場
僕たちは知らない間にショッカーの戦闘員にされています。そして、僕たちはわが子をショッカーの戦闘員にしようとしているのかもしれません。(P.44)
植松さんらしい表現ですこと。
でも、世の中、ショッカー化してますよね。蛙の子は蛙ではありませんが、ここまで社会が劣化すると、鳶が鷹を生むを期待せねばいけないように思ってしまいます。
しかしながら、植松さんの提言は違います。鳶が鷹を生むという確率の低い事象に期待するより、蛙の子は蛙になるなら、自分が蛙ではない優れた何者かになることの大切さを訴えています。そして、鷹を鳶のように育てないことも如何に大事かを訴えています。なんだか婉曲した表現ですが、植松さんの自著ですので、こんなみょうちきりんな表現ではなく、言いたいことは読み手の心にストレートに伝わるかと。
自分を信じて、自分が裏切らないということが、一番大事なことかもしれません。(P.151)
植松さん関連の読み物
宇宙ロケットに夢をのせて~小さな会社の大きな挑戦~
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SOHOリレーフォーラムinあいち・にしおはず講演録
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