舟橋家の名言・名行メモ

なんとなく、色々とこういう歴史調べばかりやっていると自分のルーツはどうなんだとなる。

僕が聞きかじって覚えている範疇で、蓋し名言名行と思えるものを3人分。

舟橋ヨシ(父の母:寺原家の娘として北海道に渡る)
・「上見て歩けばホシ、ホシ、ホシだらけ、下見て歩けばホシひとつなし。」
  (星と欲しいを引っ掛けた口癖。地道に歩けば欲は起きないということ)
・男女問わず子供を全員、高等学校卒業させる。
  (当時の高卒の価値は、今の大卒。多分、女5人男3人ぐらいだったはず)

母の養父(名前知らず。でも、生家と縁続きのはず)
・「(その時代に)子供を育てるのは女。だから女にこそ学問が必要。」
  (貧しい母の高校進学で、家中がもめているときにこの一言で承認)


・「金はびた一文残さない。あんたらの頭の中に遺産を残す」
  (たしか、土地買ったときだったかな?突然言い出した)
・「20歳以降のあんたへの支払いは投資。いつか帰ってくると期待している」
  (大学の学費をもらうとき、常々言われた)
・小遣いなし。金が必要なときは要プレゼン。
  (僕が、小遣い帳まじめにつけなかったツケだけど、今役に立ってる)
・「アルバイトは絶対駄目。お金の価値を安直に見るようになる」
  (兄が新聞配達しようとしたときだったかな。今思えば名言)
・「学は自分のためにするもの。モノのためにするもんじゃない」
  (これは、祖母、父からもよく言われた。なので、テストで
   良い点とっても何も買ってもらえなかった。)
・「ひとはひと、うちはうち、自分は自分」
  (友達が持ってるシャープペンシルが欲しくて、「みんな持ってる」
   といったら、これで徹底的にやられた)
・「勝手にしなさい」
  (予算が発生しなくて、親が何もする必要が無くて、他人に影響が
   無いことをやろうとして親に言うと、めんどくさそうに必ず言われた。)

多分、今のスタイルを形作っている要素かと。こういう輩に育てられた両親に育てられているんだなぁとか思える。僕を直接育てた世代の発言は母ばかりだけど、たぶんに父の考えや、同居している祖母の考えも汲んだ発言なんだろうなぁ。

時代背景も違うし、そのままってことは無いけど、やっぱり大事なのは次世代への投資。金を残さず知恵を残す。この辺をリストにするとうちの家訓の出来上がりかも。