iBOXという世界初の商品

iBOX1お片づけで出てきたものシリーズです。こいつはモバイルものじゃないんですけど。

私の人生を決めてしまった製品です。いわゆる世界初の$500PCの最終機種ってやつです。意外と知られていませんが、本気で製品を作って売っちゃったのはJCCというところが世界初です。ついつい、それに引っかかって、うかうか入社したのが私です。その辺は別エントリーで書いてあります。この最終機種は、商品のテスターとしてある程度は作るのを手伝いました。で、会社を寿退社して今の人生に突き進んだわけですけど。
これまた、別のBLOGに書いたのですが、本当の偶然で私の手元に結婚後5年ほどしてから帰ってきました。

これの仕事をしていたころは、競合といえば、ピピン@とかセガサターンとか実に牧歌的な競争でした。そんな中で、インターネットしかできない、という恐ろしいコンセプトマシンを狂ったように(少人数少予算で)宣伝をして、この表現力がプアなブラウザで見れるものを作ろうと狂ったようにコンテンツ開発をしてました。今思えば早すぎるコンセプトマシンでした。ブラウザもリッチになって、回線もブロードバンド化されて初めて使い物になるであろうコンセプトでした。
でも、まぁ、ああいう挑戦をする人がいるから、こういう社会なわけで。挑戦者全員がジョブズになれるわけじゃないですよ。

当時の社長は元気かなぁ。会社のサイト見たら社長が変わってたんだよね。それが気がかりです。はい。