「育つ」は「巣立つ」

久々のBlog更新です。日報的な内容は全部ツイートしてるからいいやということで、日々の位置情報と食いもの情報は、のらあしか(http://twitter.com/nora_ashika )に、心のなかの思っていることとか重たいことは、mfuna(http://twitter.com/mfuna )に呟くことにしています。位置(のらあしか)と運動量(mfuna)は別々に測定くださいということで。

それは、さておき、ツイートでは書ききれないなと思ったので、久々にこっちに書こうかと。
某社様のお仕事でコンサルタントとして入っています。残念な事に2名の退職者を出してしまいました。コンサルとしてのミッションが「仲間を減らすことなく、業績を倍にする」というものがあったので、純粋にミッション失敗というわけです。全く持ってお客様には何の言い訳も立つ話ではなく、悔しさ百万倍です。その辺で、ちょっと気分が荒れて、飲んだくれて呟いたのでTwitterアカウントのフォロワー様にご不快な思いをさせてしまったわけです。この場を借りてそこはお詫び申し上げます。

退職者の一人、特に私のプランにおいて最も重要な役割を果たしてもらいたくて、何度か飲んで話をして、近年限りなく気に入っていた若者に辞めた理由をやんわりと聞いたら、表題の言葉が飛び出したわけです。「育つは巣立つ」です、と。
私が彼を育ててあげれていたのかどうかは別として、我が身を振り返ると、これを理由にされるとぐうの音も出ないわけです。なんせ、私自身、お客様にせよ、社長にせよ、上司にせよ、同僚にせよ、部下にせよ、御取引様にせよ、色々育ててくれた挙句に、私は転職を繰り返してきたわけです。彼に比べればよっぽど恩知らずということになります。というか、そういうことを気づかせてくれたのは、今回の一件でした。
わたしも、そうやって巣立っていっていたわけです。というか巣立つことを繰り返していなければ、今の自分はないわけです。さすがにBLOGなのでお客様の名称と、個人の名称は書きませんが、心当たりのある本人には、「気兼ねなく次のステージに飛び立ちなさい」とだけ伝えたいです。
こうやって、社会は巡るし、そうして巡って個人のレベルがあがることで、組織のレベル、地域のレベル、国のレベル、世界のレベルというのがどんどん向上していくものなんだろうな。

もう一人は女性なんですけど、バレンタインデーに一個多くチョコをくれていたんですよね。義理チョコではありますが、ホワイトデーにお返しが出来ないことが、上記に加えて心残りであります。
二人とも死に別れじゃないんだから、きっとまたどこか出会えるので、また違う立場で一緒に仕事しましょう。


それにしても、僕と飲むと会社員は辞めるという呪われた伝説はまだ生きてるな...。お客様の社員と飲むのは差し控えよう。