自分は何を伝えることができたのか
自分の中で、なんとも整理がつかない。
というのも、先週、松江で「地域ICT活用事情」と題して講演をさせていただいた。
単独で講演のみと言うスタイルは約1年ぶり、加えて地域と言うテーマでは約3年ぶり、おまけにITの非技術的内容では約5年ぶり。実に久しぶりな感じで、結構、無我夢中で話をさせていただいた。
なんと言うか、自分は何を話しをして、相手に何が伝わったんだろう、と言う疑問が講演終了後からずっと頭を占めている。こう言うのは実に初めての経験だ。
ちなみに話した内容は覚えているし、主題も本業に近い内容なので常に、会議やプチ講演(ワークつきのような奴)ではちょくちょく人に話もしている。当然、コラムなんかでもよく書いている。そういう意味では、何を話していたのかってのは分かってはいる。
いわば、本業の話なので事業8年間の歩みの集大成なわけだ。でも、自分が講演で話して、総体として何を話し切ったのかと言うことに関しては、やっぱりよくわからない。なので、当然、何を伝えることができたのかということに関してはもっと自身が無い。
アンケートを見ると、まぁ、内容は判りやすかったという方が多かったので、良かったとは思うんだけど、なんか、伝えるべきことが伝わったのか、それもとそもそも自分にとってこの講演を通じて伝えるべきことはなんだったんだろうかと。
なんだか、一週間たっても悩んでしまう講演だ。こんなんで悩んでたら講師失格かな。