人を動かすのって大変だ

まぁ、身内話で関係者も読んでいるBLOGで書くのにはかな~り不適切なないような気もするけど、とりあえず書くことにしてみる。

発端は大したことじゃなくて、系列の他センターとイベントが重なったという話。
まぁ、自由競争主義者の私としては、全く持って気にならなかったのではあるが、職員の中にはそれ相応に気にしている部分もあるらしく、あーだ、こーだというわけだ。僕としては、むしろガンガンイベントの日付はぶつけて、ユーザーの選択肢を増やしていく競争をしたほうが健全だとか思うんだな。

とはいえ、現実問題、提供者側からするとお客の取り合いになるんで、好ましくないとか、せめて系列同士は調整しようとかいう話になること自体はわからないこともない。でも、飽和市場ならいざ知らず、まだ、市民活動に関心のある人員という市場は、全然未開拓市場なのだからお客の取り合いなぞ気にしないで、ガンガン新規開拓努力をすりゃいいじゃんとか思うわけだ。

で、そのことをちょろっとセンターでお話をしたら、「だったら、あなたならどうするの?あなたがやってみせてよ」というわけだ。ものすごく正論なんだけど「それを考えるのも含めてやって、スキルを身につけないといけないんじゃないの」とか言いたくなるわけだ。でも、そう直接言い返しても余り意味がなく、結局誰も動かなくなるだけなんだな。論として勝っていても何の意味もないわけだ。

でも、自分がやっちゃうと、多分、今までの経験からいって、あの人が出来るからあの人に何でも聞いちゃえになってしまう。まぁ、一匹狼流れコンサルとしての仕事の部分であれば、それでカネをそのたびとるだけなのだから、それでいいのだけれど、こういうチームワークで価値を出していく組織だと、なかなかそういうわけにも行かなかったりする。

なんというか、大本の問題そのものは僕としては結構どうでもよくて、一ミクロンも気にならないんだけど、こういう発言に対して、「その部分も含めてやってよ」と人を動かすいい方法ってなんかないかねぇ。一匹狼が長すぎて、いまいちいい方法がわかない。

人を動かすのは大変だわ。当たり前だけど。