仙台30年

それは、とてものどかな土曜日の朝でした。
部屋でごろごろ本を読んでいると、いきなり妻が
「なんかプレゼントとか応募した?」
F「いんや」
妻「じゃぁ、通販とかでなんかかった?」
F「いんや」
妻「なんか、お酒みたいな物が届いてるよ」
F「うーん。全然記憶にないなぁ」
妻「取りあえず持ってくるね」
と、物を取りに行きました。
で、持ってきたケースを見ると「ニッカ広報室」からの お届け物のよう。
爆弾とか送られる覚えも無いし。
F「取りあえず空けるか」
と袋をがさがさ破ると、そこには
なんと!!
仙台30年が。
買った記憶もなんもない。心当たり0。
妻「なになに?」
F「すげぇ。」
妻「これっていくら?」
F「五万円」
妻「へぇ~!」

中身を見るとなにやら封筒が。
なんと、その昔書いた論文をほかのものに採録したので そのお礼とのこと。
あんな駄文で良ければ、無断採録OKなのに、わざわざ こんな素晴らしい物まで頂けるとは。
まさに、ニッカさまさまです。
ひとつの論文で30年以上の美味しいウィスキーを2本も 送ってくださるとは。
で、その後、知人から私につけられたあだ名が「30年ハンター」
とはいえ、さすがにもう30年もののお酒は入手できないでしょう。

え?味?
仙台の名に違わない、やわらかなモルトの風味を持ち、飲みやすいけれども 30年の風格と重みのある味です。
この説明で訳わかんないと思った人は、買って飲みましょう(笑)