安城いちじくワイン

最近は、すっかりお酒も弱くなって、昔
「40度以下のアルコール飲料は酒じゃねぇ!」
などと豪語してたのはいったい何処へやら。
とはいえ、お酒は好きですし、のんびりお酒を飲みながら このホームページをたいていは作っているのですが。

いま、新たに住んでいるのは愛知県。
はっきり行って、未知の土地。何が特産品で 何が美味いのか?気にはなるけど、全くの未知数です。
気合を入れて100話目指して、お酒の話をバリバリ書いていると、 妻が話し掛けてくる。

妻「ねぇねぇ、いちじくワインて飲みたくない?」
F「いちじくワイン?なにゆえに」
妻「いちじくって、この辺の特産品なんだよ」
F「ほぉ」
妻「小さいころは、いつでも食べれたんだよ。食べた事無いの?」
F「ない。北海道じゃ栽培してないと思うぞ」
妻「ふぅん」
F「うまいの?いちじくって」
妻「味は好きだよ。匂いが嫌いだけど」
F「ふぅん」
妻「それがワインになってるんでしょ?なんか想像したくない」
で、しばらくして、いちじくワイン登場。
ラベルを見ると「安城産いちじく100%」
「限定醸造」「限定販売」などと、私の好きそうなキーワードが。

取りあえず注いで飲む。
F「ふぅん。別に匂いも変じゃ無いよ」
妻「どれどれ。ちょっと頂戴」
F「はい」
妻「うっ。この匂い........。」
F「そんなに変な匂いか?」
妻「なんか、煙草のヤニみたいな匂い」
F「..........。」
飲んでみる、妻。
妻「味も、なんかべたべたの甘口」

そこまでマズイかぁ?!
ま、日本全国どこでも、 けっこう地元の特産品は地元の人に嫌われるようです。 わたしも、その土地を離れて暮らすまでは、 その土地の特産品なんて死んでも口にしたいと思わなかったしなぁ。 いまでこそ、北海道の食いものは自慢の故郷の味ですが。

で、お酒の部屋のお話が一つ出来てしまう(笑)