山崎1982

この夏休み、Sさんと飲む機会が。
車を運転しながら、Sさん曰く
「あんまり美味しくないんだけど、知ってるところでいい?」
まぁ、Sさんに任せて、そのバーへ。
そんなに広くないカウンター。バックバーもそれほどではない感じで、
私がよく飲む、近所のバーと似た感じ。
一息ついて座って、私の顔覗き込んで
S「ねぇねぇ、なにがいい?」
F「甘いの嫌いなんだよねぇ」
むちゃくちゃドキドキ。嬉しいけど。
F「ジンとかで良いんじゃないかな、一杯目だし」
S「ふーん、どれが良いのかな」
などと、他愛のない会話をしつつ、2~3杯お互い飲み進めた頃、
Sさんが、キープしてある山崎18年とかのみながら
Fと話し込んでいると、
バーテンダー(M)がSさんに向かって
M「シェリーオークってご存知?」
S「ねぇねぇ、F知ってる?」
F「まぁね」
ちなみにシェリー酒を寝かせた樽のことなんですけどね。
でも、答えないでいたら、目の前に、山崎の瓶が。
ラベルには、1982と書いてある。
1982年ということは16年ものってことか。
M「この山崎は、シェリーの樽で寝かせた物なんです」
S「ふーん」
M「どうですか?」
とSさんに向かって話すと
S「どうですか?」
とFに向かって話してくるし。
おいおい、俺に聞かれてもって、気分。
S「Fは飲んだことあるの?」
F「ないよ。ニッカの方が、日本のウイスキーは飲むし。道産子だし」
S「ちょっと飲んでみようか」
F「うん」
S「じゃ、ストレートで」
M「かしこまりました。ちなみに、これはあちらの方から」
と、ちょっと離れた席のおじさんに指差し。
おじさん照れくさそうにはにかみ。

ショットグラスに一つ、山崎が。
確かに、香りは、シェリー樽で寝かせた独特の感じ。
くせが少なく、すっきりとしている。素直に美味しい。
F「ふぅ。これは、いけるね」
S「どれ?」
ちょっと、Sさんも試飲。
F「でも、好みじゃないかも、ちょっと甘いでしょ?」
S「うん、でも、美味しいよ」
M「お気に召しました?」
F「ええ。ニッカの21年もスゴイと思ったけど、これはサントリー見直した(笑)」
S「これ、お酒の部屋に書けるんじゃない?」
Sさん、それはまったく持って図星です。
このように、しっかりお酒の部屋のネタになりました。
しかし、おごってくれたおじさん、本当にありがとう。