アレキサンダー
ちょっと、遠い日の想い出。
えふは、なぜか彼氏のいる女の子と仲良くなる事が多いのですが。
あるゼミに所属していたのですが、そのゼミって、私の学年、
その子(Aさん)と私の2人だけでして、ゼミの帰りとか、
いっつも、一緒に食事したり、徹夜で勉強したりと、
非常に仲良くしてました。
当然、Aさんは彼氏がいます(笑)
で、よく、その子の家まで行って、カクテル作ったりもしたんですよ。
スーパーにて、
A「今日、オムレツ食べたくない?」
F「いいねぇ」
A「いいお酒が欲しいなぁ」
F「OK、カクテルセット持っていくわ」
A「生クリームとか入れるとふわっとして美味しくなるんだよね」
などと、嬉しそうに、食材を買うHさん。
で、スーパーを出て、私は自宅へ、
カクテルセットを持ってHさんの家へ。
で、まぁ、軽めのカクテルとか作って、
美味しくオムレツを食べた後。
A「F、F、あのさぁ、これっていい酒なの?お父さんが置いていったんだけど」
みると、XO。おいおい、いい酒だよ。しかも、オタールやんか。
A「なんかで割って飲むといいのかな」
F「こんな良い酒、割るなぁ」
そのあと、ブランデー講義を延々。
A「で、これでなんかカクテルって作れないの?」
F「...........(高級さを理解してくれなかったらしい)」
ふと、思い付き
F「生クリーム残ってる?」
A「たくさん」
F「OK!」
私がシェーカーとオタール持って厨房へ、
メジャーカップで、オタール、クレーム・ド・カカオ、生クリームを氷の詰まったシェーカーに注ぎ、シェイク。
で、広めのカクテルグラスへ。
F「ほい」
A「なんか、色が綺麗じゃないなぁ(笑)」
F「そりゃぁ、生クリーム入りのカクテルだから」
A「ま、飲んでみましょう」
しばし、沈黙
A「あ、美味しい、飲みやすいし」
F「でしょ?」
A「これ、どやって作るの?道具とか要るの?」
F「混ざれば、別に道具はなくてもいいんだけど、あった方がいいよね」
A「ふぅん」
F「じゃ、このカカオ置いていくから、好きに作ったら」
A「これで、このお酒が減る。助かった」
F「...............。」
ちなみに、Aさん、アレキサンダー、非常に気に入ったとか。
で、丈夫な水筒とかの密封容器を使って、
その後、自分で作って、お客さんに出していたとか。
ま、女の子は好きみたいですね、この味。