ギネス&カシス

ギネス結構苦手なんよね。ビールだし。
やっぱり、日本人らしくビールはピルスナーを 手を腰に当ててぐびぐびと飲む。

と、思ってたんですが。

このGW、久々にHくんと飲みに行きました。
なんちゅうか、わたしは基本的に、カウンター中心の ショットバーが好きなんですが、なんか、 ゆったりくつろげる、不思議なイングリッシュパブ。
奥の席には書棚があって、そこには、何と哲学書まで 並んでる。

F「ふーん。こういうのもノンビリしてていいね」
H「気に入ってもらえると思いましたよ」
いすも上々。
なんか、少しえらくなった気分。
F「何にしようかな」
H「やっぱ、ここはギネスにフィッシュ&チップスでしょ」
F「うむぅ。ギネスは......」

メニューを眺めてると、あとは、スコッチと、エビス(笑)
ここまで来て、さすがにエビスは憚られるし、
かといえど、喉は渇いたので、いきなりスコッチも。
メニューを眺めると
「ギネス&カシス」
なるものが。

F「これにしよう」

なんか、やたらのりの軽い高校生みたいなお姉さんが 持ってきて、ギネスと、ギネス&カシスをテーブルに。

んで、飲んでみると、カシスとギネスがいい感じでマッチ。
泡がギネスの柔らかさ、味がカシスのさわやかさ。
ギネスのくどさというか後味が抑えられてて、 日本人向け。

F「うむぅ。ギネスは苦手だけど、これは美味じゃ」
H「自分は、ギネス好きなんですけどね」
F「どうも、あの苦みが.......」
H「苦いですかねぇ。黒ビールと普通のビールは まったく別もんと思わないと」
F「そうは思うのだが」

そのあと、フィッシュ&チップスも頼み、気分だけは すっかりエゲレス。
ちびちび飲んで、気がつくと大量の泡が、コップの底に。

しかし、泡が美味しいのに、最後には泡が飲めなくなる
ギネス&カシスって、不幸。