シャルトリューズ・ヴェール

いつの間にやら、私の締めのお酒となっている。

アルコール度数54度の緑の液体。

こうした、薬草系のリキュールはごまんとある。
DOM ドランブイ、アイリッシュ・デュー、etc......。
どれも、好きなお酒だ。

でも、最後に、なぜか注文してしまう。
習慣といえばそれまでなんだが、
やはり、この味は心地よい。

ある程度の行き付けであれば、こいつを注文すると
「あれ、もうお帰りですか?」
とほぼ必ず聞かれる。

すでに、バーでの約束事のように。

個人的には、バーテンに気付かれることなく、
このお酒をさらっと注文して、
すっと、席を立てるようになりたいのだが。

まだまだ、修行が足りないか。