サイドカー

これまたいわずと知れた、超メジャーカクテルである。
事の起こりだの、由来だのはさて置き、(その辺のカクテルの 蘊蓄が少しでも書いてあるような本には、必ず出てくるので、 改めて書く気は起きない。それくらいメジャーカクテル) ちょっと、その昔聞いたことのあるバーでのやり取りを。

客入店。(見るからに高校生!)
I「いらっしゃいませ」
客「.........。」(どうして良いか分らないような様子)
I「何にしますか?」
客「サイドカー」

で、このとき、マスターのIさんは、「サイドカーなんて 飲んだことあるのかなぁ」と心配になったそうです。 まさか、S社の○○バーとかいう商品しか 知らんなんてことはないだろう。と、おもいつつ、 シェーカーを用意しはじめたとか。

で、完璧な「サイドカー」が出来、お客に出しました。

客「.......。」(不審げな顔)
I「どうなさいました」
客「いえ......。」
とりあえず、客、グラスに口をつける。
客「きつい」(呟き)

その後10分くらい、客はグラスと睨めっこをしていて、 お店も込んできて、Iさんも放っておいたとか。
お客が一段落しても、未練たらしくグラスを見ているので、 Iさんが、
「炭酸で割りましょうか?」
と声をかけると。
客が、嬉しそうに、
「はい」
と答えたとか。

炭酸割になった「サイドカー」を飲んで客の一言

「この味の方が正しいのに、 どうしてこっちを出さないんだろう?」

この時、店のほかの客とIさんは、このガキとっとと 帰れと思ったそうです。

でも、S社の商品のおかげで、カクテルは人口は 広がったけど、こんな勘違いしてる子ども いっぱいいるんだろうな。
「お酒は20歳になってからですよ」