SNSはやめました

といっても、都合が在って、地域SNSの「あんみつ」続けております。そもそも運営主体の委員やっている以上これはやめれません。

でも、メジャーどころはみんなやめました。理由は、端的に人のつながりが見えることが鬱陶しいから。実は、自分で以前書いたコラムと、ある意味の矛盾。
書いたとおり、SNSの基本は人のつながりを視覚化するところにあると思っている。人のつながりが希薄になれば社会の自殺率が上がるというデュルケームの秀逸な洞察を待つまでもなく、人間、人と人のつながりが自覚できなくなったときに人であることをやめるのだから、そのつがなりを視覚化したり、そのつながり作りを助けたりするSNSって代物は素晴らしいとは思う。

でも、だ。やっぱりある面で鬱陶しいわけだ。なんというか、田舎の人付き合い的鬱陶しさなのだ。リアルの生活でそういう鬱陶しさに囲まれてしまうと、SNSで全社会に対してそういう鬱陶しさを付け加える事に非常につらさを感じるわけだ。
ただ鬱陶しさの正体は普通に言われているのとは反対。自分の状況を他人に見られる鬱陶しさ、ではなくて、つながっているみんなの状況が見えてしまうことの鬱陶しさ。実は、田舎に住む鬱陶しさの本質って、見られることではなく、実は見えてしまうことなのではないかと、ハタと気がついたわけです。

何か新しい知見も得れたし、鬱陶しさのストレスもあるしということで、辞めさせていただいた次第で。ちなみに、どうしてもSNSで連絡を取りたいというかたは、「あんみつ」に登録してください。招待制ではないので自由に会員登録が出来ますよ。