待ち時間は正しく有効に。

春休みに、子供らと三重県のテーマパークに二つばかり行きました。さすがにそれ相応に混んでいるわけです。アトラクションを体験しようと思うと30分とか1時間とか待ち時間が出るのです。で、多くの方々が、目を血ばしらせて、お父さんやらジジババが、列を代わりに並び、子供らとお母さん(父母は逆の例もあり)が、次々と乗り物をこなして行くわけです。それ以外のパターンは、待っている間、子供は黙々とDSやPSP、親は携帯ゲームというのも大変多かったです。
これって、子供は楽しいのかとか思うわけです。確かに待ち時間は嫌だろうと思います。でも、そんな恐ろしい顔をされて、乗り物に乗り続けて、挙句に「あなたのためにがんばってるんだ」的なオーラを出されても嬉しくないように思うのですが。

おそらく、忙しくて普段子供のために色々やってあげれていないからこそ、そうやってがんばるのかもしれませんが、それは、なんか親のエゴのように思います。むしろ、アトラクションの待ち時間こそ、普段忙しくて確保できない親子の会話の時間と捉えてはどうかと思うのです。
大体、親子で遊園地に来る究極目的は乗り物に乗ることではなく、子供が楽しんで、親子がにこやかに触れ合えることであるべきです。そう考えると、家族がばらばらになって、乗り物を次々こなすよりは、多少の待ち時間を対話の時間と位置づけてゆったり会話するべき。せっかく、家族みんなで並ぶことで、他にやることが無く一緒にいられる時間なのだ。こんな貴重な状況と時間は、現代社会ではまず確保できない。乗り物なんかのれようが乗れまいが、気にしない。乗れたら話題が一つ増えるね、という程度で考えて、家族が一緒ににこやかに過ごすべきだ。

そう考えると、待ち時間をもっと有効に楽しませる工夫も、テーマパーク側には必要だと思う。もっと、列待ちようにいすを用意したり、列待ちの人へのサービスを増やしたりと工夫して欲しい。でも、最も大切なのは、テーマパークは乗り物を乗らないと損をする、と思い込んでいる僕らお客の意識改革だ。この場に金を払うのは、乗り物代じゃない、家族のふれあい代だということ。それをしっかり意識しましょう。