久しぶりに自分の営業開始日に所感的なものを書いてみる

新年あけましておめでとうございます。
気が付けば2015年の1月も過ぎました。個人事業主として開業したのが2000年1月。
いっぱしの事業者として15年の月日がたったとも言えます。
公私ともに環境が大きく変わりつつあって、今年の目標を久しぶりに宣言してみようかと思います。
特に、仕事に関しては、個人事業主として、研究者として、NPO支援者として、会社社長として、と自分の顔と方向性を増やし続けていってここに至った気がします。そこのところの視点から一つ一つ整理していければいいかなと。会社を作った時点で大きな方向性は作ってしまったので、年単位でコチョコチョ考えは変えない予定です。
あと、主夫業がどうのこうのってのは私ごとなので無しで。


1.個人事業主として
コンサルタント業として主体的なものは、会社の方に移管しちゃったのでほとんど残ってないのですが、それでも、形式的に個人としてお仕事させて頂いているものは少しあります。その中でも特に大きいのは、このBLOGの場を貸して頂いているアイリンクのマネージャー業です。
今年は、

・このアイリンクのマネージャー業の時間を縮小していくことを目指します。
・あとは名義貸し的な業務しか残っていないので現状維持。

えーと誤解があるといけませんので補足しますが、別にアイリンクともめたとかそういうことではありませんので。むしろ、いつまでもマネージャー職にはしがみつく予定です(笑)

あくまで、関わる時間を数を減らしていくというのは、マネージャーが可能な限り目に見える作業支援はもうほぼ完ぺきになくすことに成功しました。が、それだけでなく、職員が気が付いていなかった会社の中のやるべきことだけど、こっそり社長と二人で何とかしてきた、目に見えない部分の経営支援をどれだけ減らせられるのかってのが次のステージなんだと思うわけです。
幸いにして、ずっと3台エンジンを社長がフルコントロールっていう状態から、間の自立支援システムが出来そうな優秀なディレクターさんも入ってくれたようなので、ここはひとつ思い切ってそこの部分はカチッと手を引こうかと。ハンパに手を入れることで、ぐずぐず感が残るのは良くないなと。
むしろ、社長の社長業支援に時間を割く方向にシフトしていこうかなと思っております。それなら、それ程時間的占有は減るけれども会社に対する貢献度はあげていけるのかなと。
ただ今まで、私のご紹介経由のお客様に関してはしっかりフォローとサポートいたしますので、そこはご安心ください。


2.研究者として
現状は多摩大学情報社会学研究所の客員研究員という立場だけ残っています。とはいえ、それ以外にも、今までの学術系の仕事のつながりで、産学連携がらみでのお付き合いもあるはあります。
今年からは、

・研究者としてはしばらく研究そのものからは離れたいと思います。

これも補足しますと、各研究機関の皆様とのお付き合いを断つということではありません。研究そのものではなくて、本当の意味で研究支援、研究者支援に立場をシフトしようと思います。すぐにそういう仕掛けづくりが出来るかはわかりませんが、今年は一年、そういう仕掛けづくりを、一民間企業として頑張っていこうと思っています。


3.NPO支援者として
今は、碧南市市民活動センターのスタッフといくつかのNPOの会員だったり理事だったりという形で、行わせて頂いています。とはいえ、会社の基盤になるソーシャルキャピタルのありようを考える非常に大切な場であるととらえています。他方で、多様なソーシャルキャピタルを知るという観点に立つと、現状の日本における非営利と呼ばれてグループ化されオーソライズされているものだけを見ていても見えてこないと思えてきています。
ですので、今年は

・既存の組織体支援のお仕事は最小限度に縮小し、会社の本業に専念する。

会社の本業が、ソーシャルキャピタルの発見、創出、育成、融合ですので、これの発見なり育成なりに専心なりに先進することが、そのままNPOや市民活動絵の支援になると思っています。


4.会社経営者として
弊社、ソーシャルキャピタルインテグレーションですが、創業してかれこれ4期目に入るわけですが、今期までは、お取引様各位のおかげをもちまして売上自体右肩上がりで成長させて頂いておりますが、来期からはそうはいかない可能性もありますし、また、どうしてもコンサルや教育事業で、安定的収入基盤と言いにくい状況であります。やはり、ソーシャルキャピタルという直接的な経済原理から外れている関係性資本と関わりを持って、十分に成長させたり融合させるところまで行くためには、端的に安定的売上が必要になってきます。ですので、今年は

・安定的収入基盤を複数つくる。

とはいえ、本業と関係ない物ですと厳しいですので、やはり、事業進捗が当初の予定よりはるかに遅れている電子書籍事業の拡充と、昨年末から始めたヘルスケア事業を十分な売り上げの立つ事業に持って行くことかなあと思っております。現在の売り上げの柱のコンサルや教育の方は、いつもお手伝い頂いているパートナーの皆様にお任せしていこうと思っています。ということで、よろしくお願いします。
幸いに、両事業ともここにきて、過去の事業主時代のつながりが活きてきて、色々なシーズとニーズが流入してきていて、きちんと対応していけば、欲する規模になるかどうかは別にして、今年中に何とか一つの目処が見える所まで持って行くつもりです。


こんな感じで仕事をしていく予定ですので、今年も友人知人各位、お取引様各位、どうぞよろしくお願い申し上げます。