新興宗教と科学
まあ、新興宗教っていえば、やっぱりあれだよねぇ。
オ○ムとか、統○教会とか、壷売ったり、監禁したりする
やばい人達でしょ?あまつさえ、サ○ンばらまいたりして、
他人に迷惑かけるあれでしょ。
あんなの教祖だの尊師だの盲信して暴走してる気の触れた
人の集団じゃない。
あんなのと科学に何の関係があるの?
そうお思いの方もいるのではないでしょうか。
Fの経験(といってもなんとか教に入信したことは
ございません)によると、あれだけ素直な若い人を
引き付けてしまったのは、科学が片手を貸しているのです。
「何を馬鹿なことを。Fはやっぱり気が触れた。」
と思わず聞いてください。
従来の宗教と、新興宗教の勧誘に際しての、科学に対する
スタンスは大きく違っています。従来の宗教の勧誘時の
科学の扱いは「科学では説明できないことがたくさんある」
それは、「人の心だったり、神の存在だったりする」
その部分をうめるのが宗教である。
と、見事な住み分けを主張しています。
ところが、新興宗教のスタンスは違います。
神の存在も、超常現象も科学的に証明される。そして、
現代科学よりも更に進んだ真理に近いことを我々は、
示していき証明していく。
と、現代科学を利用しているのです。
もっと言うと、我々が学校教育の中で教わる、
科学が物質世界の真理であるというスタンスを
逆手にとって、宗教に取り込んでるのです。
でも、この時、宗教家達のいう科学ってなんでしょうか?
科学って何?という問いをきちんと考えているなら、
答えを持ってなくても、ずいぶん怪しい話だぞ!
ていう風に思えると思うけど。