科学って何だろ?

科学って、知っているようで知らないものの典型のような気がする。 これを書いている人間もよく分からない。

単純に科学というけれど、
科学=小、中、高で習う理科
というわけでもないような気がする。
仮に学校で習う理科を、自然科学と位置づけると、 実は、国語や歴史、哲学は、人文科学というくらいだから、 科学だろうし、経済や法律、地理学、などなど、これらは、 社会科学というくらいだから、やっぱり科学のような気も する。

じゃあ、科学って何だろ?
これらの様々なものの、研究や推論の方法論?
確かに方法論も科学の一部のような気もする。 でも、このページを見ているコンピューターや、 日々回りにあるものの大半は、科学の産物というけど、 方法論だけでは、こんなちゃんとした物は出てこない気もする。

じゃあ、世の中を律する、僕らの知らないところに存在する、 法則(または法則の集まり)なんだろうか? これは一見つじつまが合いそうな気がする。
本当に僕らは隠された法則を見つけることが出来るのだろうか? だって、僕らが学校で習った科学法則を、見つけるどころか、 確認することだって出来ていないと思う。 (出来ていると言い張る人もいるけど)

だとすると、確認も出来ないのに
神様はいる
と主張するのと、 確認も出来ないのに
物理法則は存在する
と主張することにどんな差があるんだろう?

こんなことを考えて、2年ほど前、科学的についてと同時に アンケートを取ってみたら 結構、似たりよったりで
検証によって論理的、客観的に正しい何か
ということのようだ。 でも、僕ら素粒子なんか検証できないし、科学者の脳みそが それほど論理的とも思えない。

こうやって考えてみると、ちゃんと理解しているつもりでも、 おぼろげにしか科学のことを分かってなかったような気がする。
で、科学って何?