1+1=2?

やれやれ、SQLってのも奥深いもんだ。
まぁ、この辺の細かいチューニングは先輩に任せちゃおう。
こっちは、大雑把に監視だけしようっと。
「これ以上はつらいかね?」
げ。社長だよ.......。
えええ、まぁ、私の思いつく範囲だとそろそろ限界っぽいですけど。
「このサービスは結構重要なんで、システムを増強しようと思うんだが....」
あー。それはいいですね。この際だから、良いハードをどーんと買っちゃって
「ハードを良くしたら速くなのか?」
あ、いや、サーバのCPUとかメモリ増やすだけでもずいぶん速くなるとは思いますけど。
「そうか。それを買い足すことにしよう」

数日後

あれ?CPUとメモリふやしたけど、そんなに速くならないぞ......。
あ、またメモリのチューニングしないといかんのか。
それでも、いまいちだなぁ...........。
どーしましょ?社長怒っちゃうよ。


こんな「ざるちゅー」は嫌じゃというあなたへ

今日のポイント(Oracleパワーアップテクニックより)

 ・パラメータチューニング:P.91第3章3-4「各パラメータの調整」

CPUとメモリの増加にともなっていくつかのチューニングを行う必要があります。
メモリに関しては、先の「メモリが余ってる」を参考にチューニングすればいいでしょう。CPU増に関しては、本書ではP.96のdb_block_lru_latchesだけしかCPUとの相関を明記していませんが、一般には、P.93のprocesses、open_cursors、db_writersも調整した方がいいでしょう。