ブッダのことば―スッタニパータ
生まれを問うことなかれ。行いを問え。(P.95)
ブッダのことば。現代にも通じるもの満載です。これなんかまさにそう。
一応、一番古い仏典だそうで。そいつの翻訳。翻訳がおかしいなどと、大学の時のインド哲学の先生が騒いでいたけど、まぁ、その辺は気にしない。翻訳間違いがあっても役立つと思うし。
利益を欲して学ぶのではない。利益がなかったとしても、怒ることがない。(P.189)
ということで、怒らず騒がず、じっくり読み込んでみましょう。とりあえず、今の自分に必要だなぁと思った部分のメモ。
賽の角のようにただ独り歩め。(P.17)
信仰が種子である。苦行が雨である。知恵がわが軛と鋤である。(P.24)
神々も人間も、ものを欲しがり、執着にとらわれている。この執着を超えよ。(P.70)
[i]最上の善いことばを語れ。[ii]正しい理を語れ、理に反することを語るな。[iii]好ましいことばを語れ。好ましからぬことばを語るな。[iv]真実を語れ。偽りを語るな。(P.91)
世の中は行為によって成り立ち、人々は行為によって成り立つ。(P.141)
人が生まれたときには、実に口の中には斧が生じている。愚者は悪口を言って、その斧によって自分を切り裂くのである。(P.146)