暗黙知の次元―言語から非言語へ

一匹のカエルという包括的存在を構成している諸関係を定式化することができるためには、このカエルという存在がまず、暗黙知によって非形式的に認知されていなければならないからである。(P.39)

そうりゃそうだ。っていうか、全然面白く感じない。はじめて読んだときは無茶無茶面白いと思って読んだのになぁ。
科学哲学業界が生んだ2大流行語の一つである「暗黙知」に関する原典。もう一個はパラダイム。
で、院生のときにむさぼるように読んだはずなのに、頭に内容が入っていないばかりか、読み返しても何の感銘もない。なんということだ。
厳密性も重要性も興味深さも感じない。困ったもんだ。来年にでもちょっと読み返してみよう。それでも面白くなかったらうっとばすか。

科学的価値は三つの要因により形成される。それは厳密性、体系的重要性、そして問題内容の内在的興味深さである。(P.99)