カント哲学の形成と形而上学的基礎

人間は≪人格≫であり、動物は≪物件≫である。(P.208)

カントはどう読んでもわからん。意味不明。それは本音。主張内容が分からないというよりは、主張の価値がよくわからない。科学哲学をやる人間がこんなことを言っていてはいけないんだろうけど。なんと言うかズバッと来ない。
空間に関する諸考察に関して丁寧に解説されている。なので、分かりにくい主張内容もその本質は結構理解できる。

空間はわれわれの直観形式なのである。(P.66)

人は、事物や運動をないものとして考えることはできるが、空虚な空間をないものとして考えることはできない。(P.69)

と言うところに集約されるんだろうけど、なんと言うかそれが特別新しい主張に感じないのは、それはカントの思想が当たり前になるほど歴史があると言うことなのかしら。
まぁ、どっちにしてもカントは又勉強しなおしか。