美と芸術の理論―カリアス書簡

「それ(荷物)はどうなるかは私は知らない。そんなことはどうでもよろしい。私の知っていることは、あなたが助けを要すること、私が助けを与える義務があるということだけです」(P.38、美なる旅人の行為)

人間的にすばらしいと思うけど、なかなか僕には美とは思えないなぁ。
シラーが書いた手紙から、美学関連の部分を抜書きした本。ちゅうかそれでも一通が壮大に長い。長文失礼なんてメールで書くレベルではない。手紙の目標は

私の希望するところは、美は客観的な性質をもつものであるということを、充分に証明することです。(P.25)

ということなのだが、正直冒頭の僕の書きぶりではないが、達成は難しいなぁという感じ。試みには価値はあるけど。ラオコーンとか魯山人陶説とかのほうが、僕的には説得力のある議論かな。

美は技術性における自然である。(P.48)