古典の植物を探る

もともとは大学のときに、万葉集や古事記をもっとよく理解したくて買った本。

改めて読んでみて、検証の丁寧さとかいいことが多いんだけど、読み物としてはちょっと退屈。片手に万葉集とか古今和歌集とか日本の古典をもって読まないと、その味わいは出てこない。
意外と上手に再構成、たとえば、古典の風景再考、みたいな感じで写真集風にするとかすると、すごく読み物として面白くなるんだろうなとは思う。
とはいえ、今のところハーブ関連企業の研究員をやっている限りにおいては利用価値のある資料ではあるので、つまらなくても要保有。