「国全体が貧乏だって、そんなことはかまわない、いくら貧乏でも、他の地域にくらべればずっと豊かなんだから。大切なことは、国のうちで平等に分配が行なわれるということである」(P.14)

これが中国の基本コンセプトらしい。
この本は、今までの中国関連の書籍で一番読みやすい。ちょっとしたお話を読んでいる感じで読めます。
一応、清朝崩壊から中華人民共和国が出来るまで程度。文革前夜ぐらい。それでこんだけ読ませるんだからたいしたもんだ。
暇つぶしの一読にはお勧めです。