7つの習慣(大雪経営塾課題図書レポート兼用)

読書はたくさんしているのですが、なかなかメモ起こしが出来ないので滞っております。しかしながら大雪経営塾の課題図書で、欠席レポートを課せられているのにもかかわらず、もう次の課題図書が来そうなので書かないわけにもいかないので。ですので、久々の読書メモですが、今回は引用はなしで。

このタイトルとこの帯を見た時点で、僕個人だったら絶対買いません。だって、安っぽいビジネスマン向け啓発&ハウツー本っぽいんだもん。
ところが読んでみてびっくりしたのが、いきなりハウツーを否定して、人格主義への回帰を著者は訴えます。ハウツーより先に人間性を磨けと。それこそが急がば回れ、と言うことなのです。で、人格を磨くのに原則が必要で、その原則を身につけ実践するのに7つの習慣を身につけろというのです。当然、習慣って言っても早寝早起きだの、メモを取れだのと言う瑣末なことではなく、考え方と行動に関する一般側的な習慣です。
で、7つの習慣を呼んでの僕の結論は、それは僕は出来ている、「妻との関係を除いて」、ですけど。それが一番大問題でじつは、はじめの何に依存しているのかと言うところで原則に例外を作っているのです。とするならば、疑似的原則で動いていて、実は裏に潜む家族(というか妻)中心主義がら脱却していないんだろうなと言う点を反省すべきなんでしょう。
あと、特にわが意を得たり、と思ったのが、第4の習慣として「win-winを考える」節で紹介されていた「no deal」というのです。本来的に値引きと言うのは、余裕を持って値引ける時点で売り手が売り手のwinでしかなく、値引けないものを値引かせるのは買い手のwinでしかありません。だったらどうすればいいか。簡単です。売り手は適正な利益を載せた金額を言い、買い手はそれを必要なら買う、不要(もしくは望む価値とバランスが合わない)なら買わないという二択を提示するだけです。win-winかno dealを選ぶわけです。
実は、これが最もこれからの社会に必要な購買行動であって、私自身も推進しているヒューマニング国際研究所の提言している考え方でもあったりします。値切るというのは買い手として、最も原理に反する行為ということに他なりません。

他にも、見直すべき原理は少なからずありますが、それは皆様に読んでいただいての対応ということで。

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