石川県の子供っていいよな

欲望渦巻く~に関連して、色々頭がトピックスがうごめくわけなんだけど、まぁ、何でも書いておくことにする。

さっき書いたエントリと矛盾するようだけど、基本的に愛知の子供社会ってあんまり好きじゃないんだな。とはいえ、大人として子供社会に対して直接干渉はしない主義なので、四の五のする気はないんだけど。
たとえば、ショッピングモールにキッズコーナーがあれば、愛知のキッズコーナーはまさに先のお祭り会場じゃないけど、奪い合いの場。弱肉強食。で、恐ろしいことに大人はほぼ100%自分の買い物に消えている(ちゃんとお子さんだけにしないでねって書いてあるでしょが)。その挙句に、明らかに対象年齢以上の子供(たいてい、小学校○年生まででお願いねって書いてあるでしょが)が支配してたりするわけだ。おもちゃも、平気で小さい子から奪い取るわ、小さい子は飽きた子のものをそっと掠め取って遊ぶわ、なんというか、自然状態の人類って感じです。
まぁ、親の顔がみたいってよりは、見なくても心根はよくわかるわって感じ。

ところが、その昔石川県に旅行したときに、同じようなコーナーに行ったときは驚きでした。
うちの上の子が1歳か2歳ぐらいで、そこに子供を置いたんだけど、すでに居る地元の子供たちが寄ってきて、積極的に、「いっしょにあそぼ」とか「このおもちゃ使っていいよ」と渡してくれたりするのです。
人のものを奪い取るような中に居ると、うちの子も、手に入れたおもちゃはなるべく手放さないように遊んでいたのだけれど、こういう遊び方をすると、ちゃんとおもちゃに固執しないで貸し与えあうもんなんだなと、関心。いい社会の基本ってここにあるんだろうなと。
何でももらえるので、挙句に、うちの子はあげるものが思い浮かばなくなってしまい、自分がなめているあめを、その親切な子供たちに渡そうとする始末でした。
そのときはさすがに、干渉して、普通の飴を人数分うちの子に渡して配布させました。

基本的に、譲られると譲るようになるもんで、そういう社会になっているといいなと思うわけです。でも、奪い合いの土地で譲りだすと、財力に上限がある以上、瞬時に破産できてしまいます。どうしたもんですかね。