家族法人でも作ればいいんちゃうか

なんか、最近法学の本ばかり読んでいるんだけど(と言っても裁判沙汰対策ではない)、なんとなく思いつき。

前にも書いたんだけど、日本は家という事業体単位だったので、その残滓がいろんな法律とか習慣で残っているわけだ。ところがどっこい、法律ってのは人(法人を含む)に対しての権利と義務を定義したものなので、なんだか意味不明の家族って単位に対しては課税とかサービスが上手く組み立てられないわけだ。
だったらいっそのこと、家族を法人化しちまえばいいんじゃないかと。とはいえ、普通の事業法人とかと同じってわけには行かないので、特殊法人ということで。
で、家族を組んだら、家族構成員への課税はなし。その代わり、全所得を家族でマージして課税。家族構成員に老人や子どもがいれば、それに対して減税。財布は家族で一つ。
で、個人事業開業届けならぬ、家族事業開業届で営利事業もOK。あと、家族法人には自動的に派遣業の免許つき。だんなを会社に派遣させるということで、稼ぐもよろしい。
あと、遺産相続ということはない。家族法人の代表を入れ替えれば、財産はそのまま。
実に日本的です。
で、おまけに、家族法人の設立要件に婚姻を含まなければ、ゲイでもレズでも設立可能。でも、この法人の設立にはやっぱり設立趣旨とか、定款とかいるんだろうな。結構大変だ。

ま、適当な思いつきなので、突き詰めるとどっかこっかで破綻するだろうけど。