自治メモ

なんとなく自分の考える自治構造についてのメモ

1.権利と義務がセットで権限。

2.日本国憲法で国家全体の権限と国民の権限を規程している。
   必ずしも、義務と権利のバランスが良い訳ではなく、また、その対応性も
   適切ではないかもしれない。が、とにもかくにも、権限を規程している。

3.国家の権限のうち、地方でやったほうがいいものを、地方に対して権限を渡す。
   これまた、権利と義務の対応やバランスが良い訳ではない。また、対応も
   適切ではない。
   ※一般に義務は国家に多く、国民や地方自治体には少ない。

4.権限を振る代わりに、地方自治体にはミニ国家たることが課される。
   議会があって、議会の規定に従って、国家から与えられた権限を運営する。

5.国家からより多くの権限を引っ張るのが、地方分権。地方自治を地方自身で
  見直すことではない。あくまで、国家の形のあり方論。
   ※これはひたすら財源と憲法との兼ね合いでしかない

6.原則として自治の見直しとは、国家から貰った権限を運用するに当たって、
  その地域住民と地方自治体がその義務と権利(権限)の線引きを行い、
  改めて、その権限を再構成することである。
   ※この仕事が、地方自治条例制定の意義≒住民のやることを増やすこと

7.ちなみに、5、6、を推し進めると、結局のところ自助自立しかなくなる。

まぁ、メモなのでこんな感じで。