人のつながりを構築しなかった自分が悪い

最近、自国の首相様が政権をほっぽり投げてくれたおかげで、政治ネタがTVをにぎわしてくれています。そこで、いろんなコメンテーターがいろんなことを言うわけだけれども、何こそ抜かしているねんとか思うわけだ。
TVに突っ込みいれているレベルでの話しなので、BLOGに残すほどの話かどうか微妙なんだけど、気が向いたので書く。

ネンキンやらシャホチョウとかの議論で出てくるのが、僕らの世代があまりに無責任で面倒を見ないと言う奴。それが不払いになっていたり、横領になっていたりするんだ。若い奴らが悪いとか言う議論、うちのまちの中にも「ボランティアより親孝行でもしろ」とか言うやからもいる。

ある意味正論で、家系とか地域単位で下の世代が上の世代支える部分を支えていれば、支出も減るし事もうまく回りそう。でもねとか思うわけだ。そもそも、今の上の世代が下の世代にちゃんと投資したのかいなとか思うんだわさ。もっと言えば横の助け合いも構築してないんじゃないのと。
そもそも、今のネンキンでどーのこーの騒いでいる連中ってのは、世代的に言えば、高度成長期に地域のことや次世代に何を遺すかなんざ、ろくすっぽ考えないで、金儲けにまい進して貯金を無意味にふくらませて、バブル期に責任ある立場として、私利私欲に走ってこれまた会社の金や税金でノーパンシャブシャブ何ぞで現を抜かしていた世代。自己利益のためだけに邁進して、次世代に投資もしなければ、学校システムがゆがんできているのにお受験だの受験戦争なぞをお気楽に激化させてきた世代でもあるわけだ。
TVのコメンテーターなんかも寄ってたかって年金やらなんやら払い込んだのに、残ってないとはどういうことだとか、今の世代の連中が高福祉国家を作って施せとかほざいている。でもな、あんたらの世代が政治をまっとうに監視しないから、ネンキンの無駄遣いとかシャホチョウのいい加減なシステムが出来て運営されたんだろうがよ。自業自得ジャンか。

上の世代にしてみれば「食わしてやったのに、何抜かすんだ!」とかお叱りがあるかもしれないけれど、こんだけ社会をゆがませておいてその自己責任を取らないで、これまた自分の権利だけほざくんかい。反省しやがれとか思うわけだ。食わしてもらったことの感謝を割り引いたって許せるものじゃない。
教育から地域と家庭を切り離しその教育に子供を押し付けて、地域と家庭を切り離して地域のこともを行政に押し付けて自分は何もせず、自分の私利私欲に全力で走っておいて、いざ老齢になったら、地域は面倒見てくれない、子供は面倒見てくれない。だから最後の砦の行政、何とかしろなんていう主張は虫が良すぎる。

因果応報自業自得。よくかみ締めろ。
むしろ君らに年金を払う意思は僕にはなし。むしろ君らの貯蓄を全部放出して、この社会のゆがみを直してください。厳しいかもしれないけど、僕にそんな財源と時間があったら、次世代と地域に全力投球するに決まってる。

カネに頼り頼るものはカネに泣く。人に頼り頼られるものは人で必ず幸せになれるんだ。