国債?国鉄?

仕事のながらで、参院の国会答弁を聞く。まぁ、まっとうに一生懸命論じて下さい。

唖然とする答弁が多数展開されたんだけど、特記が2名。

1名が、国債オジサン。
二言目には国債の受け皿がなくなると言う騒ぎよう。郵政民営化すれば、ゆう著の運用先だった国債が減って、国債の受け皿がなくなると言うことらしい。要は、国債が魅力ある金融商品といえるような、国家の運営をすれば良いだけの話で、小手先の受け皿でピーピー騒ぐ、あんたみたいなやつがいるから国家の運営が魅力的に見れないだけ。
国の無駄遣いの押し付けとして、国債を発行していると思われているうちは駄目でしょう。むしろ、こんな国家運営を信用して国債を購入している人が不幸。国の財政が破綻したら返ってこないんですよ。国債は。そういう点では、ゆうちょの問題と一緒。国の信用を背景にした体の良い集金マシン。
まあ、頑張って良い国家運営して、国債をバシバシ金融商品として売って下さい。受け皿議論よりそっちが先。

もう1名が国鉄オジサン。
国鉄民営化後のサービスの向上に関して
「あんたみたいな首相は駅員の送り迎え付きだろうが、わしらはそうは行かない。現場を知らん。」と発言。
「民営化でサービスが向上したというが、それはどうやって確認した?」
という質問は真っ当なんだけど、その受け答えが、ぶっ飛んだ。
「東京駅構内には回転寿司屋がある。客がいて歩きづらい。拝金主義でサービス低下だ。」
はぁ?
回転寿司屋に限らず各種のショップが駅構内になって便利と思う人も少なくないはずだ。私も良く東京駅構内の食堂(急ぎの昼食)やショップ(急なお土産)で、大変活用させて頂いている。私にしてみれば、はっきり行ってサービスの向上にほかならない。
まぁ、議員様にしてみたら、昼食は急ぐことなく高価で美味しいものを食べれるんだろうし、お土産なんか回りが用意してくれて、急ぎで買う必要もないから
「俺様が歩きやすいホームが最も重要なサービスだ」
ということにでもなるんだろ。

東京駅であんたが歩きやすいような人数しか客がいなかったら、民間企業はとっくに潰れてるだろうけどね。全く持って世間知らずな議論だこと。